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釉薬について

ここまで、いくつかの焼き物を紹介して、全国の陶器にはそれぞれの土の違いや工法、釉薬の違いによって特徴が異なっていることがわかってきたと思います。
そこで、ここでは釉薬について少しお話をしていきましょう。

全国の陶器で有名な町を訪れて、焼き物のお店に入って器を手にとってみても、例えば緑色のとろりとした色がかかっていたり、真っ黒だったり、図柄があったり、と茶碗ひとつをとってもどれも同じではありません。
これは形もさることながら、かけてある釉薬が異なるからです。
釉薬とは焼き物にかけるうわぐすりのことで、陶磁器の表面にくっつけたガラス質の皮膜のことを言います。
この釉薬をかけて焼くことで吸水性をなくすと同時に装飾性を与えます。
釉薬の成分はガラスの成分の一つである長石(ちょうせき)、アルカリ性溶液、浸透性のないアルミニウムなどが含まれています。

釉薬も様々であり、色での分類で言うと、緑釉(りょくゆう)、黄釉(おうゆう)、褐釉(かつゆう)、黒褐釉(こっかつゆう)などがあります。
緑釉は鉛緑釉と銅緑釉があり、成分は違いますがどちらも緑系の色を示します。
黄釉は灰釉(かいゆう)という灰を原料とした釉薬を高温で溶かすと灰の成分が黄色になるという方法です。
茶色系の褐釉は、鉄釉という鉄分から色をとる釉薬から取り出したりします。
例えば、「緑がかっているから織部なのかな」と、織部の特徴が緑釉にあることなどを知ると、また焼き物を見方が変わるでしょう。


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