スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小久慈焼

今回は東北の焼き物、小久慈焼を紹介していきましょう。

素朴な土臭さを残している小久慈焼は、江戸時代の後半に岩手県久慈市で開窯したと言われています。
当初は久慈焼と呼ばれていたのですが、良質な粘土がとれる小久慈に窯を移してから小久慈焼と呼ばれるようになったそうです。

小久慈焼は、そのしぶみと素朴さを持つ釉薬が認められて、八戸藩の御用窯を務めていました。
しかし時代は流れ、明治時代に八戸藩からの援助もとだえてしまうと、藩窯から民窯へとその形を変えて行ったのです。

小久慈焼の印象として言えることは、有田焼や久谷焼のような装飾品としての華やかさはありませんが、素朴で温かみのある焼き物であるということです。
地元の久慈周辺から出土する久慈粘土や、小久慈白土などの陶土を生かして作られた焼き物は、まるで東北女性の肌のように白っぽい土味を見せてくれます。
小久慈焼は伝統的なろくろ成形でひとつひとつ手作りで、鉄釉や飴釉などの茶色の釉薬と、もみ殻の灰を利用した糠白釉(こうはくゆう)と呼ばれる乳白色の釉薬が施されます。
どっしりとした厚手の器に趣のある釉薬がたっぷりとかけられたその姿は、朴訥とした東北人の気質をあらわしているようにも感じられます。
全国の陶器にはいろいろありますが、その印象も土地柄をあらわしているのですね。

また小久慈焼では主にほのぼのとした趣のある茶器や酒器、花器から、ぼってりとした量感のある片口やすり鉢といった日常雑貨が中心となります。
人々の生活に密着した焼き物と言えますね。


スポンサーサイト

テーマ : みんなに紹介したいこと - ジャンル : ブログ

COMMENTS

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。